反面教師への気付き

反面教師とは、自分から見て他人の考え方や振る舞い、生き方について、それは良くないと感じ、自分はそうじゃないようにしようと考えることです。
人だけでなく、社会風潮や政治、マスコミ記事と反面教師となる対象は多くあります。
他人の良くないところを見つけることはとても簡単で、無意識のうちにそれを良くないと感じてしまうのは人の本能的な特徴のひとつかもしれません。


ただ自分探しを堂堂巡りする原因のひとつに、この反面教師スパイラルがあります。
他者や社会を反面教師とするあまり、自分の役割、ポジショニングが掴めにくくなるからです。
例えばこの社会の状況に嫌気がさし、もっとよりよい生活を望んだ時、そういう理想がそもそも社会と馴染んでいないことが、自分の居場所を確定するのを難しくさせます。
これはその批判的な自分が、迷いにはまっていることに気付かず、反面教師な感情ばかりを優先させていることが原因です。
自分にとっての反面教師とは?
この質問にひととき考えてみましょう。
そしてその反面教師は、教師という単語から連想されるように、それはあなたを向上させるための先生になりえる他者であると考えたのはもともと中国人です。
つまり自分の反面教師となる対象を批判ではなく、教師として見えてくると、その他者の存在価値、そして存在しうる意味、そして存在するポジションを認めてあげることが必要です。
とても嫌いなその人や社会、考え方に、その存在価値を自分なりに整理し認めることが、反対にそれとは違った形で自分が存在・共存できる、そして迷うことなく自分の役割・ポジションを得ることがたやすくなることでしょう。
反面教師である対象を排除し、見えなくすることが、自分を迷わす原因となる。
言ってみれば、人はそういう対象を軸に、自分の役割を見つけるのかもしれません。

This entry was posted on 金曜日, 5月 25th, 2007 at 2:34 PM and is filed under セルフクエスト. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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