ホンモノのイメージ戦略

世の中には実に多くの「ホンモノ」の技術や発明が存在している。
そんな一端をご説明いただいく機会を得た。非常に感動した。多大な情熱を持って、現代の科学や伝統の知恵から本当に素晴らしいところをミックスして発明している。
農薬で汚染された土壌を改良したり、本質的に体にいい水を作り出したり、ゴミを炭化してエネルギーにしたり、自然エネルギーから電力を起こしたり。


しかしこれらは様々な規制によって世の中に出てこないらしいのです。
ストップさせるのは政治家であったり、怖いお兄さんであったり。
経済というものは本当のところは、非合理的であったり非効率的であるところに需要が生まれ、それを安全性や便利性といったレッテルによって加速する仕組みとなっている。しかし本当にいい「ホンモノ」の技術はそれらを合理的にかつ安全にしてしまう可能性があり、一気に今までの会社の主張がウソになってしまうからである。
100%無農薬、無糖、100%ジュース、ミネラルウォーター、品質第一、こだわりの製造方法・・・・
つまるところお金で交換できる、、というか、流通されるものはそれなりの関係諸氏のWinWinが満たされる仕組みで癒着されており、本当に安全かどうかは不明である。
例えば、毒をつくる会社とそれを解毒する会社はお互いが持ちつ持たれつで成り立つような構造を政界と経済界で創り上げていっていまった社会にいるわけです。
パーマカルチャーやホリスティックにしても同じで、本当にいい知恵や技術があるにも関わらずそれらをまともに実行するとお金のかからない本当に安心した暮らしがやってくるだろうと思うけど、それらを許さない人々がいることだけは事実。
そんなうさぎ小屋を抜け出して、もっとホンモノに囲まれたところで放牧な暮らしをしよう!!なんてプロジェクトのプレゼンも聞かされたけど、思うに決定的に負けるところがある。
それはイメージ戦略である。
毒入りの安心100%ジュースは電通とか大手広告代理店によって広告というか、世の中の風潮兼トレンドとしてうまくイメージコントロールをする。
しかし毒無し安心ホンモノジュースとなると、本当は流通できないモノとなるので世の中に流布しないことになってしまう。
また、「病気になる恐れがあります!!」と詠いながらも確固たる意気のいいイメージでタバコを売っているわけだけど、本当にいい治癒技術やライフスタイルに関してはどこか精神世界チックで、選民思想に近いマイノリティ感覚なイメージで先行してしまう傾向が否めない。
そう理屈や理論ではなく、感情の戦略なのです。
これまで安心と思われていたものを否定して、こっちのほうがホントは安心だったのですと言われても、感情的に許さないという生理的な現象を自分自身でも感じるのです。
こういったイメージ戦略では、本当に悪者に勝てないと思ってしまう。
毒をもって毒を制すではないけれど、悪者の戦略を全てなぞってでも、民衆を洗脳するようなイメージ戦略を持ってホンモノを広げるべきだとも思う。
この感覚が、ある意味、ロハスマーケティングだったと思うわけです。
しかし、これにも限界があることがわかってきた。
それはそれを行おうとすると、圧力がかかってしまうという現実である。
悪者もただものではないわけである。
実際ロハスに関しても「うさん臭いんじゃないの!!??」なんて感情も少なからず存在していたわけで、、つまりそういうことです。感情とは。
実際にはロハスという言葉は登録商標として三井物産がコントロールしようとしている。それはそれでもうそろそろロハスなんて流行語もなくなってしまうきっかけに過ぎないことで、もともと分りにくい言葉だったし、語感もいまいちだったから、それに対して何かを感じることはないんだけど、悪者の戦略を逆手にとってホンモノがロハスでもなんでもいいので、イメージ戦略を経て、ホンモノの存在に気付くような時代が来る事をなんとなく願っていたりするのです。
スローだとか天然だとかロハスだとか、一部の人やメディアは、本当にピュアなモノや正体を解き明かそうといろいろとやってきているけど、全部結局負けている。
人間の食欲、性欲、そして怠惰心をうまく感情的に汲み取っていく悪者には勝てないのだろうか。勢いのないメディアとなってしまうのだろうか。
一生単なるマイノリティなのだろうか。
様々な精神世界のパワーがホンモノであれば、それらは一気に解消されて勝ち進んでいてもおかしくないと思ったりもするのです。でもホンモノでなく、感覚だけで終わっているから民衆はひきつけられない。ひきつけられるのは弱っているものだけ。
そんなことにはしたくないしなりたくない。
ロハスな本当の到達点は、悪者と肩を並べられるイメージ戦略の実践と完成にあるはず。もちろん、ロハスという言葉に取って代わって新しい新語でもなんでもOK。
少しづつ毒に気付いて、解毒する生活を取り入れていく段階に貢献したい。

This entry was posted on 土曜日, 1月 21st, 2006 at 5:55 AM and is filed under カルチャークリエイティブ, マーケティングセキュリティ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

Leave a Reply